ご挨拶
ウェルエイジング日本橋クリニック院長の赤石 誠です。
私は、40年以上にわたり、都心の病院で、循環器内科の医療に携わってまいりました。人生経験を重ね、加齢を意識しはじめた今、エイジングを意識した循環器クリニックを開院させていだきました。
ウェルエイジング（aging）
医療の目的は、生命予後の改善とQOL(生活の質)の改善の2つです。この目的を同時に達成できない時に、何を重視するかは、個人の価値観に依存し、重要な問題です。その葛藤の中で、皆様が元気いっぱいに歳を重ね、活動的な人生を送っていただくために、さまざまな可能性を追求します。それがウェルエイジングです。薬物治療だけでなく、カテーテル治療、低侵襲手術など最新の現代医学から、日常生活の心構え、服装、姿勢、歩き方などへの基本的な心配り、そして見た目の若返りまで、総合的に行うことがウェルエイジングにつながります。当クリニックは、皆様に明るい、健康的な毎日をお届けするために、さまざまな方法を提案します。
ウェルエイジング医療
皆様のお身体がどのような状態であるのか、不足しているものは何か、どの程度老化しているのかを知っていただくために、様々な機器を使用し、身体の年齢を測定いたします。その検査結果を丁寧に分析し、お一人お一人に必要なものを補充し理想的なお身体になっていいただくことを提案し、実践していただきます。目指すところは、死ぬまで元気です。
このウェルエイジング医療は、身体だけではなく心も豊かにし、気持ちの余裕を作り、さらに見た目の美しさにも配慮していきます。ウェルエイジングにおいて外見の維持が重要であることは誰もが認めていることです。アクティブで、魅力ある毎日を過ごしいただくために美を提供することが、当クリニックの一つの柱です。
エイジングを考えた循環器診療
現代の循環器診療においては、常に新しい治療や最新のデバイスが開発され、多くの方が恩恵を受けておられます。しかし、最新治療には、侵襲的な手技や高額な医療費が必要とされます。リスクとベネフィットは、個人個人によって異なるはずです。
私は、長年、循環器内科の診療に携わり、多くの患者様と接してまいりました。そしてそのときそのとき、自分なりの最良の判断をして患者様への医療を提供してきました。時には、世の中の流れとは異なった選択であった場合もあります。しかし、結果的に私の選択が10年後、20年後に良い結果を生んだ時の達成感は、筆舌に尽くしがたいものがあります。こうして、今まで私が拝見してきた患者様は、心臓病を克服してウェルエイジングを実現していらっしゃいました。少しでも多くの方に、ウェルエイジングを体験していただきたいと思っております。現在、様々な循環器の先進医療が行われております。どのような病気に対して行われるべきかという議論は多いのですが、どのような方に行われるべきであるかという議論は余りされません。議論できないのです。医学はグローバルですが、医療はローカル、というより個々により異なるからです。医療は科学ではありませんが、科学的であるべきであるという私の信条を続けるためにこのクリニックを開設いたしました。
そこでこのウェルエイジング循環器という名称が生まれたのです。
当クリニックが目指すところは、心血管病の科学的な医療と、美しく老いる手段と心意気をお届けし、皆様に明るい毎日を提供することです。そのためにスタッフ一同努力を惜しみません。